拘置所からの高橋和利さんの手紙
―佐藤茂伸さん宛― |
このページでは支援の会の佐藤茂伸さん宛に高橋さんから送られてくる手紙を、
佐藤さんの助けと高橋さんご本人の了解を得て、随時ご紹介していきます。
裁判の模様などを高橋さんご本人から伝えてもらうとともに、 拘置所にいる高橋さんの声が少しでも多くの方の耳に届けられたら、と思います。 「みなさんへの手紙」はWEBページをご覧のみなさまへの、拘置所からの高橋さんの手紙です。 また、それらの手紙に添えられていた高橋和利さんの描かれた絵も載せましたので、
佐藤茂伸さんは健康と環境にやさしい物を売る、お店を開いています。 |
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これらはあくまでも佐藤さんへの手紙ですので、 個人的な内容も含まれたり、
また事情を知らない方にとっては説明不足な部分もあるかとは思いますが、 生の声という主旨に基づき、あえて、そのまま掲載しています。 補足説明は(注)として後に付けたしました。 |
高橋和利さんからのネット上の みなさんへの手紙
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高橋さんからの手紙 ホームページをご覧くださっている皆様初めまして。 冤罪と言える根拠や事件のあらまし(真相)につきましては、 「支援の会」のホームページで紹介しておりますのでここでは省かせて頂きます。 また事件について、更に詳しい事をお知りになりたい方は、大河内弁護士の著書「無実でも死刑・真犯人はどこにー鶴見事件の真相」を読んでいただければ幸いでございます。 平穏な社会生活を営んでおられる方の多くは、やってもいないのに何故、自白してしまうのか?!と疑問に思われると思いますが、凶行犯の取調は、交通事故や単なる盗みなどの取調とはわけが違います。それは凄まじいものです。殴る蹴るの暴行は当たり前で、白状しなければ女房や家族をしょっぴいて来て絞めるぞ!などと脅しをかけたり、お前がそうやって強情を張っていると検事や裁判官の心証を悪くするだけだぞ。仮に今認めても、本当にやってないのなら証拠がないのだから、必ず裁判で無罪になる。それは裁判所がちゃんと調べてくれるから大丈夫だ。調書にもうまく書いてやるから 然し私には現在、十三人の弁護士さんが手弁当で支援弁護団を結成して下さっていますし、日本基督教団の中に事務局を置く『高橋和利さんを死刑から取り戻す会』を立ち上げていただき、多くの素敵な方達との出会いに恵まれました。 2000年4月20日 |